【職業病と諦めないで】マッサージで「指が痛い」は間違った施術のサイン。指圧師が教える、指を使わず深部に効かせる「ベクトルと重力」の魔法
こんにちは。臨床歴27年、カミヤ治療院の神谷昌志です。
「施術が終わると、親指がプルプル震えて箸が持てない」
「CM関節(親指の付け根)がズキズキ痛み、サポーターと湿布で誤魔化している」
もし、あなたがそんな状態で現場に立っているなら、この記事はあなたのセラピスト寿命を救うことになるはずです。
多くのセラピストや整体師が、「指の痛みは努力の勲章」だと勘違いしています。
先輩に「指が変形してからが一人前だ」と言われたことがあるかもしれません。
しかし、国家資格者として断言します。それは間違いです。
指が痛くなるのは、あなたが頑張っているからではありません。
あなたが指を「ハンマー(叩く道具)」として使っているからです。
今回は、なぜ指が痛くなるのかという解剖学的な理由と、「赤ちゃんの力でも深部の筋肉が緩む」カミヤ式の物理学的アプローチについて解説します。
1. なぜ、あなたの指は悲鳴を上げるのか?
私たちの指、特に親指(母指)の筋肉は、体重を支えられるような構造にはなっていません。
それなのに、「硬いコリをほぐそう」として、指先等の小さな筋肉だけでグイグイ押していませんか?
指は「釘」ではない
硬い筋肉(板)に対して、指(釘)を打ち込もうとする。
これが、多くのセラピストが行っている「指圧」のイメージです。

👉【ここにイラストを挿入してください】
(プロンプト内容:指を釘に見立てて、筋肉(板)に無理やり打ち込んでいる痛々しいイメージ。「指は釘じゃない」の文字入り)
これでは、MP関節(指の付け根)やCM関節(手首寄り)に、体重の数倍の負荷がかかり続けます。
関節軟骨はすり減り、いずれ骨同士がぶつかり合って変形します。
「マッサージ 指が痛い」と検索して、良いサポーターや冷湿布を探している場合ではありません。
道具で補強しても、根本的な「入力方法(インプット)」が変わらなければ、あなたは5年以内に廃業するか、手術が必要になるでしょう。
2. 「指」はセンサー。「効かせる」のは物理。
では、痛くない施術家(=長く活躍しているプロ)は何をしているのでしょうか?
カミヤ式(徒手探索)では、以下の3つの要素で施術を成立させます。
① 指は「センサー」として使う
指の役割は、筋肉を押し込むことではありません。
「どこが癒着しているのか?」「どこに異常(硬結)があるのか?」を探知する高感度センサーです。

👉【ここにイラストを挿入してください】
(プロンプト内容:指先からソナーが出て、筋肉内部の硬結を探し当てているイメージ。「指はセンサー」の文字入り)
センサーを地面に叩きつける人はいませんよね?
叩きつければセンサーは壊れます。だから、指には一切、力を入れないのです。
② 「体重移動」と「ベクトル(角度)」
指の力(筋力)は使いません。使うのは「重力」です。
自分の体重を、適切な「ベクトル(進入角度)」に乗せて、対象物に預けるだけ。

👉【ここにイラストを挿入してください】
(プロンプト内容:施術者の身体の中心から指先へ、重力が真っ直ぐ伝わっている図。「重力とベクトル」の文字入り)
指は、その重さを伝えるための「ただのつっかえ棒」になります。
これにより、施術者の負担はほぼゼロになります。
③ 解剖学的正解(モーターポイント)
これが最も重要です。
筋肉には、「モーターポイント」と呼ばれる、最も少ない刺激で最大の収縮(反応)を起こすポイントが存在します。
解剖学的に正しい位置に、正しい角度(ベクトル)でアプローチできれば、赤ちゃんの力でも深部の筋肉はフワッと緩みます。
力でねじ伏せる必要など、最初からなかったのです。
3. サポーターを捨てて、一生現役の手に入れ替えよう
「強揉みでないと満足されない」
そう思い込んでいるセラピストほど、指を痛めます。
しかし、本当に上手い施術は、
「押されている感覚はない(痛くない)のに、奥までズーンと響く」
ものです。
これは、力の強さ(Power)ではなく、到達する深さ(Depth)の違いです。
カミヤ式スクールの生徒たちは、技術を習得したその日から、
「指の痛みが嘘のように消えた」
「お客様から『手が温かくなった』と言われるようになった」
「翌日の疲れが全く違う」
と口を揃えます。
指が痛くない施術は、お客様にとっても「揉み返しがなく、防御反応(力み)が起きない快適な施術」なのです。
4. 指の痛みに関する「よくある質問(FAQ)」
現場で悩むセラピストからよくある質問に、プロの視点でお答えします。
Q1. 指が弱いので、握力トレーニングをした方がいいですか?
A. 絶対にやめてください。逆効果です。
指を鍛えて筋肉を硬くすると、センサーとしての感度が落ちます。
カミヤ式に必要なのは「筋力」ではなく「脱力」です。指は柔らかければ柔らかいほど、お客様の体の情報を多く感じ取れます。プロ野球選手が、バットを強く握りしめたまま打席に立たないのと同じです。
Q2. もう指が変形し始めているのですが、手遅れですか?
A. いいえ、今からでも変えられます。
変形した骨は元には戻りませんが、「痛み」は止められます。
負担のかかる押し方をやめ、物理(重力)を使った押し方に切り替えれば、炎症は治まります。
実際に、私のスクールには「このままだと手術しかない」と言われたベテランの方も来られますが、技術を変えることで現役を続けていらっしゃいます。
まとめ:その痛みは、技術を変えるチャンス
あなたは、指を犠牲にしてまで、今のやり方を続けますか?
それとも、物理と解剖学を味方につけて、一生現役で活躍できる技術を手に入れますか?
指を使わないのに、奥までズーンと響く。
その不思議な感覚を、ぜひ一度、カミヤ治療院の体験セミナーにお越しください。
私があなたの腕に触れた瞬間、
「えっ、こんなに軽いタッチなのに、なんでこんなに響くんですか!?」
と驚くはずです。その衝撃を、ぜひ体験してください。
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神谷 昌志
カミヤ治療院の院長。「あなたが回復すれば、あなたの周りも元気になる。」をモットーに、心身に悩みを抱える多くの人たちの回復をサポートしている。
整形外科 理学療法室勤務
平成7年 東京医療福祉専門学校卒業「鍼灸・マッサージ師免許」取得
平成18年より 江戸川区西葛西に「カミヤ治療院」2名で開業

