このサイトで伝えたいこと

運営者・技術の背景

長年の施術の現場で培ってきた、身体の見方と感じ取り方。その経験を、美容施術者の皆さんと共有したいと考えています。

鍼灸・マッサージの現場から。

私は鍼灸・マッサージの国家資格を持ち、長年、施術の現場で身体に触れてきました。人の身体に向き合うなかで大切にしてきたのは、指先や手のひらに返ってくる感覚を受け取り、その手応えから次を考えることです。

同じ場所に触れているように見えても、どんな構造を思い描き、何に注意を向けるかは、そのときの判断によって変わります。私は、そこに技術を学び続ける面白さを感じています。

美容の専門家である皆さんへ。

このサイトでお話ししたい相手は、フェイシャルやボディケアの技術を磨き、日々お客様に向き合っている美容施術者の方々です。

私はエステティシャンではありません。皆さんが積み重ねてきた美容の知識や技術に、違う現場で培った身体の見方を重ねたら、何が見えてくるだろうか。そうした関心から、このサイトで経験や考え方を紹介しています。

今ある手技を使いながら、身体の感じ取り方を広げる。その可能性を、一緒に考えていただければと思っています。

手の動きと、手の下で感じること。

私の施術では、強く押し込むことを中心にしていません。手のひらをローリングするように使うこともあれば、部位によって肘を使うこともあります。

その動きのなかで、身体の支持構造を立体的に思い描き、微細な手応えを確かめていきます。解剖図で見た組織の名前を、小さく囁くこともあります。言葉やイメージ、エネルギーをめぐる私独自の考え方も、技術を組み立てるうえで関わっています。

自分の手応えと、受け手の感覚を大切にする。

私は、自分の手が感じたことに注意を向けると同時に、受けた方が何を感じたかも大切にしています。片側だけ先に施術して左右を比べてもらうのも、そのための工夫の一つです。

違いを感じる方もいれば、その場では分からない方もいます。施術者の説明だけで答えを決めず、そうした反応も聞きながら考えていきたいと思っています。

経験を語るときの姿勢。

このサイトでは、私自身の経験、触診で感じていること、独自の技術思想をお話しします。身体の内部で何が起きたかを測定して証明したという意味ではなく、美容上の結果や、同じ技術を学んだ方の再現性を保証するものでもありません。

まずは読み物を通して、私が何に注目しているかを知っていただく。そのうえで、ご自身の経験と照らし合わせ、学びたいことを考えていただければうれしく思います。

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